国分寺の地域通貨「ぶんじ」 ~ありがとうの気持ちを、通貨にのせて~



「手作り凧ワークショップ」


こんにちは、手作り凧の会
齋藤弘典です。

下記、日程にて「手作り凧ワークショップ」を開催いたしました。
日時:平成25年1月20日(日)13:30~
場所:国分寺市立第四小学校 会議室
主催:東元町商店会、国分寺手作り凧の会

参加費:500ぶんじ or 500円

参加人数:6組13名様
うち、1組様「ぶんじ」を使用


さてはて、なぜ凧なのか?
そもそも、僕は鳥が大好きです。
誰しもが、鳥のように空を飛びたいと願う中、もうむしろ鳥類になりたいというのが自分の夢です。

そんな折、タイトルに引かれ手にしたのが小説『始祖鳥記』。
それは鳥が好きな主人公・浮田幸吉が「凧」に魅せられて、大空を飛ぶというお話し。
浮田幸吉「日本で始めて空を飛んだ人」。

いやはや参った。
単純ながら、僕も「凧を作るぞ!」ということに。
試行錯誤すること2ヵ月。
一遍の小説さながらのドラマと中学生の冷ややかな視線、大人3人の凧あげ朝練を経て、
やっとこさ、すばらしく飛ぶ凧を作ることに成功。

その凧を見た、東元町商店会会長が、
「よし、みんなあつめるぞ!」となったのが、ワークショップのはじまり。
さて、レポート。

さすが、小学校の会議室だけあって、ホワイトボードが用意されていて!簡単に、「バランスをとる」と書いているが、これが一番重要だったりする!

子供用に簡単な小さな凧、大人用に難しい大きな凧を用意。

さて、制作の始まり!子供たちは思い思いに紙に絵を描いていく。
大人たちは、真剣そのもの!
案外難しいのが、骨組みを意図で結び合わせること。

どんな絵を空に浮かべようか?

親子そろって真剣!

なんの絵を描いてるんだ?

お、クワガタ!

あれやこれやと考えたり、楽しんだり。自分たちの手を使って、遊びを作り出す。
それこそが、ワークショップの狙いでもあるのです。
みんな、まじめに遊べ!


そうこうしているうちに完成!



おおお、さっきの絵はドラゴンだったんね!



おとな凧、こども凧の親子だ!



まだ残る雪で、校庭はどろどろ。使用できませんでしたが…



廊下に飛びだして、走る!

先生の声が鳴り響く「こら、お前たち何してるんだ!」
「見ればわかるだろ。凧あげてるんだ!」

また、いつか晴れた日に、空に浮かべて遊ぼう。



空は誰のものだ?
人間は危ないヒコーキやミサイルを飛ばした。
誰のものでもない。
雲と太陽と月と風と鳥たちの世界だ。
あとから来た人間がそこを移動の場所として使った。

空は遊びの場所だ。

いつか、自らの力で飛べる日が来た時、
空に謝ろう。

そして、鳥に話しかけよう。
「僕といっしょに遊びませんか?」




ちょっと思う。
地域通貨「ぶんじ」は、こういうイベントに気軽に参加できたり、情報を得られる、
一つの手段になるのではないでしょうか?

ごきげんな形容詞がすべてあてはまるような「ぶんじ」
「ぶんじ」があいさつのように、広がって、何か楽しいことが起きて、
ちょっとずつ幸せになっていくように。

さ~て、次は何をしようか!



国分寺手作り凧の会
国分寺バードハウス振興会
空の家プロジェクト
齋藤弘典
pepin0903@gmail.com
http://www.soranoie.org/