国分寺の地域通貨「ぶんじ」 ~ありがとうの気持ちを、通貨にのせて~



ぶんじミーティング(大) in カフェスロー(その2)
---散歩隊(齋藤弘典)


続いて、散歩隊・隊長の齋藤さん登場。
まずは、メンバー紹介。
副隊長は現在、クルミドコーヒーで働いてるためお休み。
いまだくん、たわらやさん。

散歩のコーディネートを組織したい
散歩隊は、まちあるきをしながらぶんじの循環を考えられたら楽しい、ということからはじまった。

具体的に考えていくと、
【参加者】
→「ぶんじを受け取る」
→「まちをあるく」
→「お店に立ち寄る」
→「お店でぶんじを使う」

【お店側】
→まちあるきのルートとしてマッピングされたことで、使われたぶんじを広告費として散歩隊に支払う。

こうした流れで、ぶんじをまちあるきを通じて循環させることができる。
それ以外に、だれかの持ち寄り企画にも協力していく。
例えば、歴史をテーマに、自然をテーマに散歩したい、という要望があれば、ロケハンしたり、交渉して使えるお店を増やしたりしながら、だれかのやりたいまちあるきを支援する。つまり、散歩のコーディネートができるような組織にしたい。

直近では、4月28日に散歩隊企画のロゲイニグを行う。
ここで企画のたわらやさんから説明。

たわらや

ロゲイニグとは:
まちまちにチェックポイント、旗みたいのをおいて、地図に旗の位置がマップされている、そのポイントポイントをダッシュでまわって1番の人が1番えらい!


私がロゲイニングに出会ったのは静岡県、富士宮の自然学校(1年間のコース)で、地域を知ることを目的にロゲイニングをやった。知らない場所を地図を持ちながら歩くことで、きれいなところなど、友だちとしゃべりながら歩き、発見していく。これがすごく楽しくて、自分が住んでる西国分寺のいいところを友だちに紹介したいと思って、ひとりで歩いて、写真をとったりしていた。そんな中、去年の12月に今田さんと会って、一緒にやりましょうと誘われ4月28日の企画に至る。

いまだ
たわらやさんとの出会いが、この図にあてはまると思うので、補足します。この図で自分たちがAだとすると、なんとなくまちあるきでファンタジーを出して行きたいと思っていたが、なにかもう一歩足りない感じでいた。そんな中、ののわ(中央線のエリアマガジン)のツアーで、自分たちよりもやりたい気持ちの強いたわらやさんと出会い、それなら、自分たちがCの立場から地域通貨を通じてなにか支援できるのでは、と現在準備を進めていてる。

また、国分寺は史跡・湧水もあることから、もともとまちあるきが盛んだが、今日ここでAの立場でなにかやりたい人がいたら、支援したいと思う。

齋藤
そんな流れで、いまだくんから、たわらやさんの紹介があったのだが、「アレ、このひと知ってるぞ、オレ。」
15年前に大学で一緒だった娘だった。ぶんじはめぐりめぐって色々なつながり、出会いを生むぞ!こんな散歩隊、只今、隊員募集中です。

【今後】
・隊員を増やしていく
・デリバリーサービスをやりたい
・散歩隊の前身は、給水マン(散歩中のひとに水を提供)


---農業プロジェクト
~ぶんじと農業で新しい循環を作る~(徳弘はるな、改め木内はるな)


お次は農業プロジェクトの木内さん(オメデトー!)。

農業プロジェクトは2種類。「イベント型」と「流通型」。
農業と商業の新たしいつながりを持たせる、きっかけづくりになればと思っている。

「イベント型」とは?
ぶんじをもらうイベント:
加工作業の手伝い(ジャム作りなど)、野菜無人販売の手伝い、野菜・果物を使ったイベント企画。去年11月「カキマツリ」を行った。こうしたイベントでは人手不足なことが多い。余談だが、料理コンテストで、柿を使ったチーズケーキで1位にヾ(@^▽^@)ノ

ぶんじをつかうイベント:
土をつくったり、種を蒔いたり、雑草とったり、収穫したり、そのイベントに参加することでぶんじをつかう。
こうしたことを通じて、農業が身近になると思う。

もっと身近に、もっと気軽に
市の政策としても農業体験は盛んだが、対象はより積極的で意識の高い人。ぶんじ「農業プロジェクト」では、普段社会人として働きつつも、興味はあるけど、時間がない人や、「畑、自分にできるかな?」って不安に思ってる人が身近に、気軽に参加できるような企画がしたい。


「流通型」とは?
カフェが地元の農家さんからぶんじを使って仕入れることができれば、地場野菜のメニューができたり、市民は地元の野菜のことを知る機会になる。また、市民が先ほどのイベントに参加することで、ぶんじをもらう仕組みができれば、あたらしいカタチでぶんじが流通するし、農家さんと飲食店のつながりがもっとうまれると思います。

今、国分寺は農業と商業が完全に離れていて、そこがもっと密になっていければなあと考えている。


課題もあるんです
・運搬の課題(農家さんから野菜をどうやってカフェにもっていくのか)
 →運ぶ人材に関しては、散歩隊が担ってくれると一歩進むかも。
・収穫量(時期や気候による変化や違いがある)
・土地がない(どなたか土地が余っている方、お知らせください!)


その他、ぶんじ使用の可能性
野菜産直会での使用、市の政策との協力、ぶんぶんウォークを野菜の取れる時期に行うことで、よりカフェと農家さんとのつながりができる可能性がある。

このイベント含め、なにかしら動いていって、農業と商業が密な関係作りをしていけば、新しことが見えてくるんじゃないかと思っている。なので、畑をやっている知人がいたり、地元野菜を使ってみたいお店さんがいましたら、お声掛けください。



レポートはここで、かわかみさんにバトンタッチ。
(コヲジ)

その3<small>(使えるお店+α)</small>につづく