「お金」であり、メッセージカードでもある地域通貨「ぶんじ」。
誰かのやさしさや、丁寧な仕事に対して、メッセージを書いて渡す。
それは、その先にある「贈り手」のことを想像し、「受け取ったよ」「ありがとう」と感謝の気持ちを示す行為でもある。
そう、お金は何かを「手に入れる」ための道具でなく誰かのやさしさや丁寧な仕事を「受け取る」ための道具にもなる。
そして受け取ってくれる人の存在は忘れかけていた贈ることのよろこびを、もう一度思い出させてくれるかもしれない。
そして、ぶんじはまた、次の「贈り手」に向けてめぐっていきます。